ガミガミ☆シティトップ / ガミガミシアターのトップ


桜見丘
2007年4月3日
著者:ゆのみ
イラスト:ゆのみ

◆登場人物◆
* ピノン *
いつもはお城で勉強している。
* ルナ *
海の妖精族。黄金の鍵を使うと陸に上がれるようになる。
* マルコ *
タキネン村に住んでいる。かなりの方向オンチ。
* 風の精霊 *
アイコンが違うがそれは気のせい。
* ナルシア王妃 *
ピノンのお母さん。
* セレーネ *
海の妖精王でルナのお母さん。アイコンは気にしない。
* ナレーター *
とりあえず問題なし

◆作品構成◆
1話完結

第1話へ進む...




桜見丘
2007年4月3日
著者:ゆのみ
イラスト:ゆのみ

眠りから目覚めたピノンは窓を開け、風の精霊と話していた。
  ふぁぁぁ。おはよう、精霊さん。
  ピノ〜ン!ピノン♪ピノン♪
  あはは、くすぐったいよ。今日はね、精霊さん。とってもいいことがある気がするんだ。
その頃海の中にあるマリーナ城では・・・
  お母さん!
  ルナ。どうかしたのですか。
  あのね、水の精霊さんに聞いたんだけど。
陸には春になると『桜』っていう綺麗な花が咲くんだって!本当?
  ええ、確か何年か前に黄金の鍵を使って陸へ上がった海の妖精が桜という花を見たと言っていましたよ。
  わぁぁぁ★私も見てみたいな、桜♪
  ・・・仕方ありません。ルナ、陸へ上がることを許可します。
  ホント!?お母さん、ありがとう!!!
ルナが陸へ向かって泳ぎだすと、十分もたたないうちに砂浜へ着きました。
さっそく黄金の鍵を使って人間の姿になると、ポポロクロイス城へと向かいました。
  陸へ上がるのって何日ぶりかな。
そうだ!ピノンやマルコも誘って行こ!!
ルナはいつしかポポロクロイスの城下町へやってきていました。
ルナが街の角(なかったかもしれないけど)を曲がると・・・
  〜♪!きゃっ!!?
    ? うわぁっ!?
  いたたた。
    ? おいっ。ちゃんと前見て歩けっ!
  なによ!ぶつかってきたのはそっち・・・
  ?・ あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
  マルコ!?
  ルナ!?
  何でこんなところに・・・
  フン。かあちゃんに買い物頼まれたんだよ。ルナこそなんでここにいるんだ?
  桜っていう花をみにきたのよ。
お母さんが許してくれたから。
で、ピノンとマルコも誘っていこうと思ってきたの。
  へぇ。じゃあオレ、かあちゃんにたのんで木の実もらってくるよ。
お花見にはかかせねーぜ。
  おはなみ?
  ああ。春に桜を見に行くことをお花見って言うんだ。
  ふうん。あっ!早くピノンに知らせないと・・。
じゃあ私知らせてくるねっ。
  ああ。また後で会おうぜ。
桜なら丘に大きいのがあるからよ、ピノンにも丘で会おうって言っといてくれよな。
  わかった!
マルコと別れたルナはポポロクロイス城でナルシア王妃に事情を話していた。
  ・・・・・というわけでピノンに会いたいんです。
  わかりました。今は休憩時間でしょうから案内しますよ。
  ありがとうございます。
ナルシア王妃につられて部屋に入ると、ピノンとパプーが遊んでいた。
  ルナ!どうしたの?
  えっと、桜を見に行こうと思って。
城下町でマルコに会って丘でお花見することになったの。
それでピノンも行かない?
  へぇ、そうだったんだ。あ!でもまだ勉強の時間があるから・・・。
ピノンが心配そうにナルシアのほうを見ると、ナルシア王妃はにっこり笑って言いました。
  それでは私からサボーさんに今日の勉強は短くするように言っておきましょう。
  ありがとう!お母さん!!ルナ、ちょっと遅れるかもしれないってマルコに言っておいて。
  うん!じゃあ丘で待ってるね。
ルナが丘へ行くと満開の桜が迎えてくれた。
  わぁぁぁぁぁ★綺麗っ!!!
桜ってこんなに綺麗なんだ。
ピノンとマルコ、早く来ないかなぁ。
ではここから『桜見丘』を流します。スイッチON、ぽちっとな(ド○ンボー?)
    ♪ 列車をひとつ見送ってバイバイと言う
向こうに手をふる君が見えた気がした
夕方空いた駅のホーム風はぬけてった
開いたままの君の写真二度と動かない
見上げればぼんやりと
思い出す満天の空
その頃マルコは・・・
  うへぇ。まさかこんなにたくさんくれるとは思わなかったぜ。
マルコは予想以上に多い木の実を運ぶのに苦戦していたが、
今回は道に迷わずたどり着けそうだ。そしてピノンはと言うと・・・
  ふう、やっと終わった。早く丘に行かないと。そうだ、カメラもって行こう!
ピノンはカメラ(あるのか?)をもって丘へ向かった。
    ♪ 「仕事が遅くなるから電話して」
いつもね心配してた君をわらった
夕立叩く雨を避けて二人駆けてった
あの日の君の冷たい頬今も指に残る
バイバイ君を愛した日
バイバイ全部思い出にする
  二人ともおそいな・・・。
    ♪ 指切り解けた桜のふる丘で
秋風に抱かれ君を少し憎む
姿を探して永い坂をのぼる
どこで待ってるの早く迎えに来て
ねぇ声を聞かせてこの手にまた触れて
ここで待ってるよ桜のふる丘で
    声 ルナーーー!!!!
  !?
ルナが振り向くと、ピノンとマルコが大きな荷物を抱えて走ってきた。
  ピノン・・マルコ・・・。
  はぁはぁ、ごめんねルナ。遅れちゃって。
  はぁはぁ、あー疲れた。かあちゃんがよ、ルナによろしくって言ってたぞ。
それにしてもこんなに木の実をくれるとは思ってなかったぜ。
  ごめんね、無理言って・・・。
  え?
  何言ってんだよ、俺たちは友達だろ?
  うん!(^−^)
  あ!ぼくカメラ持ってきたんだ。記念に撮ろうよ!
ピノンは急いでカメラをセットすると、
桜をバックに真ん中をルナにして写真を撮ろうとした。が。
  ちょっと待てよ。
それじゃあピノンが写らないぜ。
そうだ!ナレーターさんよ、かわりに撮ってくれよ。
え!?あ・・いや・・
  じゃあお願いします。
・・・(仕方ない、撮ってやるか)はい、じゃぁ、1たす1はぁ?
  にぃーー!!!!!!!
その後、三人はお花見を存分にたのしみましたとさ。
  BGM 桜見丘
             END


※ 作品のご感想お待ちしております! → ガミガミ掲示板


ガミガミ☆シティトップ / ガミガミシアターのトップ